通勤ユーザーに人気の内装多段ギヤ「シマノのネクサスインター5やアルフィーネシリーズ8、11」
ハブ部分の日常メンテは基本必要ないので、雨ざらしや少々雑な扱いでも、かなり長期間快走を維持してくれます。
しかしながら、長年ノーメンテでOKということではなく、
メーカーでは2年ごと、もしくは5000Kmに一度のオイル交換(ディッピング)が推奨されています
内装5、8、11は内装3段よりも機構が複雑になっていますので、定期的なメンテをおすすめします。
電動アシストや、チャイルドシート取り付け車は、通常車より負担が増えるので、推奨より早めのディッピングが吉です。
後ろ車輪を外して、内部ユニットを取り出します。
ベアリングや、ギヤ、バネなど、こまごまとしたパーツが詰まっています。繊細な機構のため、慎重に作業を進めます。
ケース内は洗浄します。
内装専用の結構高級なオイルを使用します。
オイルの色はブルーハワイ。ここにドブ着けいたします。
おっと内装8段用の指定量じゃ足りません、指定位置まで継ぎ足しします。
いわゆる、串カツ作業です、2度つけOK
デッピング時間は指定があります。ストップウォッチ片手に2台分同時進行中。
内装ユニット外のベアリングにグリスを注入しメンテ終了となります。
以上内装ハブのオイルディッピングの様子でした。
内装5段、8段、11段に御乗りのユーザー様で、「最近ギヤの入りが悪い」とか「異音がする」などは早急に、2年以上(5000km以上)ノーメンテの方は、そろそろご検討ください。ちなみに後ろタイヤ交換時に同時作業のご依頼が、工賃的にお得でお勧めです。